雇止めが違法無効であるとして損害賠償請求をされたら?

▶ 労務コンプライアンスの整備|紛争を未然に防ぐ体制づくりと偶発債務の把握
契約期間の満了を理由に契約社員との契約を更新しなかったところ、その元契約社員から、雇止めは違法で無効であるとして損害賠償を求められた。
本記事は、契約社員の雇止めをめぐって元従業員から損害賠償を請求され、又はその対応に備えたい会社の方に向けたものです。雇止めの判断枠組みや採用時と更新時の手当てを詳しく確かめたい方は、有期契約社員の雇止め|労働契約法第19条の判断枠組み、無期転換ルールとの関係、及び採用時と更新時に会社が行うべきこと(使用者側)をご覧ください。
雇止めそれ自体は違法ではありませんが、契約更新の手続が形式的で実質的に無期契約と同じと見られる場合や、労働者が更新を期待することに無理がない場合には、客観的に合理的な理由と社会通念上の相当性がない限り、雇止めは認められません。雇止めの予告をしても必ず認められるわけではなく、契約書の確認や更新上限の設定等でトラブルを防ぐことが重要です。以下、順にご説明します。
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