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パワーハラスメント防止法とは?改正労働施策総合推進法の義務の内容及び罰則

公開 2022年2月17日更新 2026年10月30日

▶ 労務コンプライアンスの整備|紛争を未然に防ぐ体制づくりと偶発債務の把握

中小企業にもパワーハラスメントの防止措置が義務付けられたと聞いたが、自社は何をしなければならないのか、対応を怠った場合に罰則があるのかがはっきりしない。

本記事は、パワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)に基づき、社内のハラスメント防止の体制を整えようとしている事業主及び人事担当者の方に向けたものです。既にハラスメントの申告を受けて調査が必要な方は、ハラスメントの申告を受けた会社が行う事実の調査と認定の手順をご覧ください。

パワハラ防止法は、企業の規模を問わず、すべての事業主に、方針の明確化と周知、相談体制の整備、事後の迅速かつ適切な対応、プライバシーの保護と不利益取扱いの禁止という措置を義務付けています。措置義務の違反そのものに対する罰則の規定はありませんが(報告をせず、又は虚偽の報告をした場合は20万円以下の過料)、勧告に従わない場合は公表されることがあり、対応を怠れば職場環境配慮義務違反として損害賠償を請求されるおそれがあります。以下、順にご説明します。

執筆者

弁護士法人M&A総合法律事務所 代表弁護士 土屋勝裕(東京弁護士会所属 登録番号26775)

長島・大野・常松法律事務所に在籍した後、慶應義塾大学ビジネス・スクール及びペンシルベニア大学ウォートン校に留学し、ファイナンス理論並びにM&A及び不動産を専攻しました。不動産投資信託(J-REIT)の上場案件に関与し、2024年(令和6年)10月には最高裁判所において株式買取請求権に関する逆転判決を得ました。現在は弁護士法人M&A総合法律事務所の代表弁護士を務めています。

主として取り扱う分野 M&A、株式買取請求権、非上場株式の価格の決定、企業価値評価、事業承継、企業法務及び不動産に関する法律問題

所在地 〒105-6017 東京都港区虎ノ門4丁目3番1号 森トラスト城山トラストタワー17階/電話番号 03-6435-8418/受付時間 8:00-21:00(土日祝含む)

本記事の記載は一般的な法律情報であり、個別の事案に関する法律上の助言ではありません。記載した経歴は事実の記述であり、個別の事件の結果を保証するものではありません。

著書

非上場会社における少数株主対策の手法と実務
『非上場会社における少数株主対策の手法と実務』(日本法令)
中堅・中小企業のためのM&Aトラブル事例と実務対策
『中堅・中小企業のためのM&Aトラブル事例と実務対策』(清文社)
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